2006年04月03日

●『真・異種格闘大戦 1』相原コージ

漫画喫茶で見つけた本。
格闘技好きなので、どんな内容かとページをめくってみると、

ヒトとカバが戦っていた。
ああ、そういう「異種」なのね。
地上最強の「種」を決める、16名のトーナメントの話らしい。

しかも、

(ネタバレ)

カバがヒトに勝ちました。
負けたヒトは死にました。

勝ったカバのひとこと。
「野生をなめんなよ」

ちなみに、2回戦はアナコンダvsヒクイドリ。
3回戦は、ライオンvsインドサイ。
優勝はゾウと予想しておく。
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ISBN・ASIN:4575939366
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2006年04月02日

●『陰日向に咲く』劇団ひとり

落ちこぼれたちを主人公にした、連作短編集。この本の特徴は、読者の先入観を裏切るサプライズが、それぞれの話に用意されていることだ。それが、読者を驚かせるだけでなく、感動を呼ぶ仕掛けになっている。決して器用な仕掛けではないけれど、登場人物たちの不器用さと重なって、じんとさせられる。非常にテンポのよい秀作。
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ISBN・ASIN:4344011023
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2006年03月23日

●『水の迷宮』石持浅海

首都圏の人気スポット・羽田国際環境水族館に届いた一通のメール。展示生物を狙った姿なき犯人の攻撃。そして、殺人事件が起きた。事件の謎を解く鍵は、3年前にひとりの男が見た夢…。胸を打つ感動の長編本格推理。

3年前にひとりの男が見た夢。
その夢に気づいた時、登場人物たちは涙を流す。
それは、男の思いに感銘を受けたというだけでなく、その夢の持つイメージの美しさに感動した涙でもある。

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ISBN・ASIN:433407586X
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2006年03月19日

●『頭を鍛えるルービックキューブ完全解析!』

最近、「手を動かす」特技が欲しいと思っている。
「手を動かす」とは、どういうことかというと、ダーツとか、マジックとか、ギターとか、そんなイメージである。
一人でこそこそ練習して、そこそこ上手になれるような、そんなものが理想である。

そして、見つけたのが、この本だ。
渋谷のブックファーストの地下で見つけて、飛びついた。
隣にあった、ルービックキューブ自体も、一緒に買ってしまった。

ルービックキューブは、当然頭を使うのだが、手を動かすことも重要なパズルである。
(たぶん)
「ルービックキューブを解くには、頭で考えるより手を動かしてみることだ」
と、達人が言いそうではないか。
(言わないかな?)
とりあえず、特技と呼べるようになるように、がんばって練習しようと思う。

さて、本の内容はというと、
ルービックキューブの歴史から、
ピーター・フランクルのインタビューや、
解法である「ツクダ式」「LBL法」の解説や、
スピードを競う競技会の紹介など、
盛りだくさん。
これ一冊あれば、達人になれるんじゃないかと、期待をしてしまう。

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ISBN・ASIN:4796649239
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2006年03月17日

●『必ず売れる!ゲリラ・マーケティングin30days』

資金を持たないものが、マーケティングを行う方法。
それは、ゲリラになることだ!
みたいな本。

この本が、Amazon Questの売り上げ第一号である。
タイトルが注目を引くし、カバーの色合いもよいので、サイト作りつつ、自分で注文してしまったのである。
AmazonQuestを、一般的なバーチャル書店と比べてみると、カバーやタイトルが本選びの際に重視されるポイントとなるかもしれない。
その意味では、リアルな書店に近いと言えるだろうか。


ISBN・ASIN:489451219X
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2006年03月14日

●『アイルランドの薔薇』 石持 浅海

『扉は閉ざされたまま』で注目を浴びている、石持浅海のデビュー長編。
話が堂々巡りをして、一向に進まないように見えるのだが、実は伏線が張られている。
他の作品でも、同様のテクニックが使われているのだが、巧みなために全く気がつかない。
そこに感心する。
もう一つ、最後にサプライズがあるので、読了後の満足感がある。
注目の作家である。

ということで、「石持浅海フェア」を開催します。


ISBN・ASIN:4334737455
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2006年03月13日

●『サイドバー・パーツ大全』

ブログのサイドバーに設置するパーツを、紹介した本。
つまりは、このAmazon Questのようなパーツの紹介である。
130種類のパーツが掲載されている。
出版がもうちょっと後ならば、載せてもらえたのになあ。

ところで、この本では「サイドバーパーツ」という言葉が使われているが、うちサイトでは「ブログパーツ」呼んでいる。
AmazonQuestの場合は、サイドバー以外に設置する使い方もあるので、ブログパーツの方がいいかと思ったのだ。
こういった言葉の使い分けは、検索エンジンからのアクセスを考える場合、結構重要かもしれない。


ISBN・ASIN:4896272714
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2006年03月12日

●『詰将棋実戦形パラダイス 2』

実戦に出てきそうな形をした、詰将棋の本。
普通の詰将棋は、パズル的な要素が多くて、実戦には出現しない形をしている。
そこで、桂馬や香車が定位置にいて、その近辺で王が詰む詰将棋を、実戦に出てきそうという意味で実戦形と呼ぶ。

ただし、「実戦形」を解くことが、「実戦」のトレーニングになるとは限らない。
実戦「形」というだけあって、「形」は実戦的なのであるが、詰ませる手順はパズルっぽいことがあるのだ。
また、実戦では王は桂香の近くで王が詰むとは限らない。
諦めがいい王様は、囲われた位置で詰まされてくれるが、大概は往生際が悪いようで、囲いを飛び出して逃げていく。
そういった王、例えば中段に逃げ出した王を詰ます力は、逆にパズル的な詰将棋で養えるように思える。

とはいえ、問題を見たときに解いてみようという気にさせるという意味では、整然とした実戦形が人気なのは理解できる。
ごちゃごちゃした詰将棋は、解き始めるのに勇気がいるのである。

ところで、今度、詰将棋解答選手権戦という詰将棋早解き大会に出ます。
プロ棋士や、アマチュア強豪や、詰将棋作家と競争するんです。
どうなることやら…。


ISBN・ASIN:4839920125
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●『四色問題』 ロビン・ウィルソン

四色問題の証明は、コンピュータの計算に頼った部分があったために、「簡潔じゃない」「スマートじゃない」「エレガントじゃない」といった、批判を受けた。
それらの批判が正当なものとは言えないのだが、誰にでも理解できる簡潔なものを目指すことは、大切だと思う。
プログラミングで、「きれいなソースを書こう」と言われるのも、似たようなことだろうか。
茂木健一郎が翻訳だそうで、「ふーん、こんな仕事もするのかー」というかんじ。


ISBN・ASIN:4105452010
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2006年03月11日

●『容疑者Xの献身』 東野 圭吾

「献身・純愛」
「これほど深い愛情に、これまで出会ったことがなかった」
「倒叙ミステリ」
「直木賞受賞作」
この作品に纏わり付く言説が、読者の盲点を作り出し、壮大な仕掛けを隠蔽する。
本格ミステリの傑作。

ところで、この本が「本格ミステリかどうか」について、二階堂黎人と笠井潔が論争をしているそうです。
勝者と敗者 —東野圭吾「容疑者Xの献身」 / 笠井潔 in ミステリーズ! 15號
いやあ、相変わらず熱くていいですねえ。


ISBN・ASIN:4163238603
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2006年03月10日

●『四国はどこまで入れ換え可能か』 佐藤 雅彦

佐藤雅彦の漫画。
かなりゆるいです。
PUFFYよりゆるくて、猫村さんより少しかたいくらいかな。
佐藤さんは、SFCの先生らしいけど、学校で見たことはありません。


ISBN・ASIN:4101233411
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2006年03月09日

●『Web2.0 BOOK』 小川 浩

インターネットの環境変化について、「Web2.0」というキーワードで語られることが、増えてきています。
Web2.0とは何かと言うと、

まだまだWeb2.0そのものの定義は曖昧な様ですが、 -中略- サーバやコンテンツ同士がシームレスに連動され、インターネットが社会的なネットワークとして動作すると言う様な意味合いです。
Web2.0とは? - Web1.5 [ITmedia オルタナティブ・ブログ]
Webをプラットフォームとして位置づけ、オープン志向・ユーザー基点・ネットワークの外部性といったインターネット本来の特性を活かす思想に則って提供されるサービスの次世代フレームワーク
Web2.0 とは -7つの分類と要素MAP | 近江商人 JINBLOG

といったことだそうです。
抽象的な概念なので、定義するのは非常に難しいですね。

このWeb2.0について、具体的なサービス例を挙げて解説してあるのが、この本です。
Google,Amazonから、はてな,ウィキペディア、そして、最新のベンチャーまで。
豊富な具体例から、Web2.0の輪郭が浮かび上がる仕組みになっています。
インターネットを使って何かやろうという人にとって、刺激に溢れる本です。


ISBN・ASIN:4844322265
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●『六とん2』 蘇部 健一


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『六枚のとんかつ』の続編だから、『六とん2』という、やる気の無いタイトル。
挿絵でオチがつくはずが、まったく落ちる気配なし。
そして、前作から衰えない、圧倒的なくだらなさ。
バカミステリの決定版です。

「行列のできるパン屋さん」のラストは、衝撃です。
笑いと涙を通り越した、しらけの境地があります。

「誓いのホームラン」は、ブラックです。
悪魔のようなブラックユーモアです。